新戸博士の異常なブログ

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下落に強い投信の検討(5)

全く着地点が見えなかった「投信の検討」シリーズでしたが、ともかくあれから私は単にインデックスファンドを買うのではなく、ヘッジファンド型投信など下落局面でもそこそこ勝てそうな商品を選んで投資することにしました。

そのときの商品選びで色々探してたときの画像(2017/5当時)がキャプチャで残っていました。
 2017-05-14

人気のバランス型投信「セゾン バンガード・グローバルバランス」とこれも人気のアクティブファンド「ひふみプラス」、それからヘッジファンド型投信、オルタナティブ投資を行う投資信託を比較しようとした記憶があります。
注目していただきたいのは、2016年にセゾン バンガード・グローバルバランスが下げたとき、比較対象の投信はあまり下げずに済んでたということです。

じゃあ、あれから半年経ってどうなったのか見てみましょうか。

スクリーンショット 2017-12-21
金額は生々しいので伏せましたが、いずれもプラスです。
(6月から毎月積み立てています。)

「ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド」はあちこちで酷評されてる投信だけあって、特にショボい結果ですが、これらが真価を発揮する(と期待される)局面は下落時のはずなので、それまで放置しておこうと思います。
いずれの投信もオルタナティブ運用を手法にしてるので、普通に日経225に連動するインデックスを買ってた方が成績が良いはずです。

というわけで、この半年の運用成績はあまり参考になりませんが、今後も不定期に報告していきます(声だけ迫真)
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下落に強い投信の検討(4)

ヘッジファンド型投信を探してみましょう。

毎度お馴染み、モーニングスター社のページから検索


モーニングスター検索画面
ファンドタイプ>カテゴリーから、「ヘッジファンド」を指定して検索…
ここで「ETF・DC専用・SMA専用を除く全ファンド 」にチェックを入れます。
DC・SMAは通常の方法では買えないので、検索結果に入らないようにします。
また、「償還までの期間」も20年くらいを入力し、長期投資が可能なものに絞ります。

ヘッジファンド一覧
8件がヒットしました。


あとは、これらの中からパフォーマンスがよいものを絞り込んでいきます。


8件が残りました。

一番右のチェックボックスにチェックを入れて、パフォーマンスを比較してみます。

ヘッジファンド比較
うーん、結構差が出ますね…

比較的良好なのを残して、ずっと横ばいのものは外して…と繰り返しても、「野村 ワールドスターオープン」「日本株・市場リスクコントロールファンド」が残りました。

では、この2つのファンドと株価指標を比較してみましょう。

野村 ワールドスターオープン 日本株・市場リスクコントロールファンド 比較

うーんこの…
これを見ると、確かに日経平均に連動するインデックスでも買ってた方がよっぽど儲かるという話になりますね。
その上、2015年の日経平均の下げにもそれほど対応しているとは言えません。(連動して下げてしまっている)

---
ここまで今年の5月16日に下書きしていたのですが、その後どういう展開にしようとしてたのか、思い出せなくなってしまいましたw
このまま寝かしておくのも何なので、とりあえず上げておきます(投げやり)

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下落に強い投信の検討(3)

ヘッジファンドとはなんぞや?
その問いに答えるために、まずその定義を調べてみましょう。

金融庁のHPを調べてみました。すると…
「ヘッジファンドの定義付けは非常に困難であり、我が国のみならず、国際的にも明確な定義はありません。」
(金融庁HP「我が国におけるヘッジファンドの現状」より抜粋)

なんだこれは…たまげたなあ

しかしながら、前記HPでは、『ヘッジファンドを「(1)レバレッジの活用、(2)成功報酬の徴収、(3)ヘッジファンド投資戦略、の3要素を有するファンド(ファンド・オブ・ヘッジファンズを含む。)」と定義』して、調査しています。

ヘッジファンド投資戦略についても、同HPから引用してみましょう。

(表3) ヘッジファンド戦略一覧
戦略名内容
グローバル・マクロ為替・金利・株式・商品等あらゆるグローバル市場で、市場のゆがみ・矛盾や方向性に投資機会を見出し、現物・先物・デリバティブを用いた積極的な運用により、市場の方向に関係なく収益を追求する戦略。
株式マーケット
・ニュートラル
個別株式のロング・ポジションをコア・ポートフォリオとして保有しながら、先物やオプションを利用することによって市場下落リスクをヘッジし、ポートフォリオが市場の指標の実績を上回るよう、絶対収益を狙っていく戦略。
株式ロング・ショート値上がりが期待できる個別株式銘柄群のロングと、値下がりが期待できる銘柄群のショートを組み合わせた戦略。
債券アービトラージ割高な債券をショートし、割安な債券をロングにするポジションを取る戦略で、一時的な価格のゆがみが合理的な価格に収斂する過程における収益を追求するレラティブ・バリュー戦略の1つ。
(出所:「αの追求 資産運用の新戦略」(金融財政事情研究会)、「オルタナティブ投資入門」(三菱信託銀行年金運用研究会)より金融庁作成。)

これを読むと、ヘッジファンドはまさに、前回の記事にの後半で書いた、下落時にも利益を上げられるような戦略を持っていることが期待できそうです。

似たようなことを考える人は(当然ながら)いるもので、日経や証券会社などでも取り上げられていました。

膠着相場で注目 ヘッジファンド型投信の活用法(NIKKEI STYLE・マネー研究所)
ヘッジファンド型が初めて首位に 人気の新設投信(NIKKEI STYLE・マネー研究所)
金・ヘッジファンド… 収益狙う個人、代替投資に活路(NIKKEI STYLE・マネー研究所)
絶対収益追求型じわり関心 国内中小型の割安株に着目 (日経 マーケット コラム 2016/6/16)
個人投資家にも身近になるヘッジファンド~欧州富裕層に人気のファンドも買える!?~(SBI証券)
「絶対リターン」を追求するヘッジファンドの考え方とは?(幻冬社 GOLD ONLINE)
最近目にする「絶対収益追求型」投資信託って何?注意点は?運用資産全体のリスク低減効果か(Business Journal 2014.06.18)
アベノミクス悲観的シナリオに備えて、絶対収益型「ヘッジファンド」の活用も(MORNINGSTAR 2013-07-30)

しかし、このようなネガティブな記事も。
ヘッジファンドに陰り、資金流出11カ月で6.7兆円 16年度、運用悪化響く (日経新聞 2017/4/5)

また、投資ブログにはインデックスファンドに比べて買付手数料や信託報酬が高いだけで、パフォーマンスも悪いヘッジファンド型投信は買う価値なし、と断じているページもあり。

本当にそうでしょうか?
次回は、インデックスファンドとヘッジファンド型投信、それから人気のアクティブファンドをいくつかピックアップして、パフォーマンスを比較してみます。

| 投資 | 00:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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下落に強い投信の検討(2)

前回の記事は、「インデックスファンドに本当に死角は無いのか?」という問いかけで締めくくりました。

インデックスファンドの弱点はズバリ、「ベンチマークに追随すること」です。

…いやいや、ベンチマークから乖離しないことがインデックスファンドのなのでは?
と、ツッコミが入りそうですが、とりあえず「eMAXIS日経225インデックス」「日経平均」のパフォーマンスを比較してみましょう。

スクリーンショット 2017-05-14 1

ぴったり揃ってる、はっきりわかんだね(迫真)
このような値動きをするインデックスファンド、買い時に失敗したら損するのでは…?
という疑問が生じるのは自然なこと。

仮にこの投信を3年間、5,000/月積み立てたシミュレーションをしてみました。
モーニングスターのページから簡単に描画できます。)
3年積立

2015年の後半から16年の初めにかけて、元本割れを起こしているのがわかります。
その後株価が上昇に転じているため、結果としてプラスですが。

第2次安倍内閣が発足してから、日銀や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が適宜巨額のETF等の買い入れを行うため、いわば人為的に上昇相場が維持されてきていますが、いずれは暴落する日がやってきます。
そして暴落したときはベンチマークと一緒に心中することになります。

そこで重要になるのが、分散投資
仮に日本株が暴落しても、海外の株や債権、コモディティに資産を分散しておけば、ダメージは当該暴落した資産だけに抑えられます。
(世界同時株安など、複数の資産が同時に損失を被る場合もある。)


もう一つ、暴落に対する備えがあります。

それは、下落時にも儲かるような運用をすることです。
いわゆる「リスクヘッジ」というやつですね。

具体的に、信用取引での売り(空売り)、先物の売り、オプション取引のプット買い、などがあります。
しかし今挙げたものは、いずれも現物取引口座以外にも信用取引口座、先物・オプション取引口座の開設が必要です。
その上、現物取引よりさらにリスキーで、初心者にはオススメできません…
(私自身、オプション取引で何度痛い目をみたことか)

では投信しかやらない人は、座して死を待つしかないのか?
いいえ、実は株価指標とは逆の値動きをする投信もあるのです!

例えば「NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信」
ベア

日経平均株価と逆の動きをしています。

これは上場投資信託(ETF*)ですが、投信でもこうした商品を買うことで、暴落に備えることができます。
*ETFは、上場株式と同様に、証券取引所に上場している投信で、一般的な投信と異なり、市場が開いている間に自由に売買することができます。(信用取引も可能)

しかし、保有している投信・株式とは別途ベア型ファンドを買うなんて面倒くさい…面倒くさくない?

そこで登場するのが「ヘッジファンド型投信」です!(続く)

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下落に強い投信の検討(1)

投資を始めよう、と考えていきなり株を買う人よりも、まず投資信託から始める人は多いのではないでしょうか。
その理由の一つに、口座開設の手間があげられます。

株式を買うには証券口座を開く必要がありますが、投資信託は銀行でも買うことができます。
銀行の預金金利が非常に低い現状、少しだけリスク覚悟で投資してみようという人とって、投資信託は比較的ハードルの低い金融商品というわけです。

さて投資信託(以下「投信」という。)を始めることは決めたけども、一体どれを買えばいいの?と、次の壁にぶつかる人もたくさんいます。
それもそのはずで、投信の商品は星の数ほどあり、どれが安全で、どれがリスキーなのか検討もつかない。というか、普通は迷うでしょう。

じゃあ、どうするか。

ネットや本でひたすら調べまくるか、詳しい人に聞く、という手を取ることになるでしょう。
ただ、聞く相手が銀行員等の場合は、手数料目当てでとんでもないものを買わされる…なんていう話もよく耳にします。
(販売手数料など、売り手がおいしいものに誘導するのだとか?)

しかし最近では、ネットや証券会社の解説ページにも、しっかりとした解説があって、(リテラシーが問われる部分はありますが)それらを読むことで割と無難な商品に辿り着くことは困難ではありません。
(私もかつてそうした)

それらを総合していくと、以下の結論に至ります。

1. 投資先は分散せよ(アセットアロケーション)。
 株式、債券、REIT(リート)など。それらを国内・国外についてバランスよく買うこと。

2. 信託報酬は安く。買付手数料は無料のものを選べ(ノーロード)。
 中長期投資において、高い信託報酬はボディブローのように投資成績に響いてくる。
 1.0%は切って当然、最近では0.2〜0.3%くらいのノーロードファンドもある。

3. ドルコスト平均法により、購入時期を分散させよ。
 高値掴みを防ぐ。「時間を味方に」

○おまけとして、NISAや確定拠出年金(iDeCo)の活用もあります。

以上を踏まえると、大抵はノーロードのインデックスファンドを毎月積立で購入することになります。

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なお、私が3月から始めた楽ラップもまさに、10万円を生贄に捧げることで、1と2を自動的に証券会社がやってくれるという商品で、実際に購入してるのはノーロードのインデックスファンドばかりです。
違うのは、リバランスと、相場が急変したときの商品構成比の組み替え(下落ショック軽減機能:TVT)を自動的にやってくれることくらいです。
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いくつも投信買って、それを経済情勢見ながら自分でリバランスするのはしんどい、1つの商品で株式・債券などをバランス良く買いたいし、リバランスもその中で勝手にやって欲しい、という発想も当然あるでしょう。

そういう人向けの投信も、あるんだなこれが
いくつか紹介しておきましょう。

・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 【セゾン投信】
・トレンド・アロケーション・オープン 【三菱UFJ国際投信】
・GCIエンダウメントファンド(安定型) 【GCIアセット・マネジメント】
・eMAXIS 最適化バランス 【三菱UFJ国際投信】

なお、私はこのうちの4番目の投信を買ってます。(債券の比率が高く、あまり利益は出ていませんが…)
iDeCoを始めたら、おそらくこれら「バランス型」のインデックスファンドを中心に、ポートフォリオを組成することになるでしょう。

コストが安く、さらにほとんどのアクティブファンドより好成績というインデックスファンド。
本当に死角は無いのか?このままで大丈夫か?

GW中に、そういう疑問がふつふつと湧いてきて、他の投資先を探し始めることにしました。

続きはまた。

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