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新戸博士の異常なブログ

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楽ラップの「手数料」は確定申告しなければいけない(使命感)

現在保有している証券口座はいずれも特定口座なので、投資を始めて以来確定申告などしたことありませんでした。
しかし一昨年、2017年に誤発注して損失を出してしまったため、初めて確定申告を行い損失繰越を行いました。

2018年の確定申告では、損失繰越した分と2018年の利益の損益通算、それからふるさと納税等に係る申告が必要になっています。

証券会社はデフォで特定口座年間取引報告書を郵送してくれるところと、別途発送を依頼しないといけないところがあります。
私がメインで使っている楽天証券とカブドットコムは後者にあたります。

去年から楽天証券の楽ラップ(投資一任契約)を始めたのですが、楽ラップは特定口座で契約していたため、譲渡損益に伴う源泉徴収税(還付含む)だけでなく諸々の手数料は全て特定口座年間取引報告書に乗っかると思い込んでいました。

ところが、改めて調べてみるとFAQ(楽ラップでは確定申告はどのようにすればよいですか? 【ID:10001344】)に以下のような文が。

ただし、楽ラップの投資顧問料、運用管理手数料および成功報酬は売買手数料と区別されるため、「特定口座年間取引報告書」における「取得および譲渡に要した費用の額等」には含まれません
楽ラップの投資顧問料・運用管理手数料および成功報酬を、確定申告により必要経費とされる場合は、「取引残高報告書」をご利用ください。

な、なんですとー!

取引残高報告書は毎月電子交付されてるんですが、数十ページに及ぶのでそこから前述の手数料等を拾うのは骨が折れます。

何かうまく1年分を拾う方法はないかなーと探していたところ、ありました。
勿体つけて説明するほどのことではないのですが、備忘録的にまとめておきます。

1. 楽ラップの取引明細を表示する

楽天証券にログインし、楽ラップ→取引明細と進みます。
続いて、期間指定で2018年1月1日〜12月31日を指定。
「CSVで保存」ボタンを押します。

楽ラップ取引明細


2. エクセルのピボットテーブルで算出

ここまでくればもう大丈夫ですよね。
エクセルでCSVを読み込んでピボットテーブル作れば一発です。

運用管理手数料


さて、最近楽ラップの成績を全くアップしていませんでしたが…
現在はマイナスです。

20190117投資来損益

10月の調整と12月の暴落で投資来損益はマイナスになってしまいました。
12月の暴落時に下落ショック軽減機能(TVT機能)が発動するのかなーと思って眺めてたんですが、うんともすんとも言わなかったですね。

1月15日なってようやく発動したみたいです。
(以下、楽天証券からのお知らせのキャプチャ)

TVT機能発動のお知らせ

国内株式と外国(先進国)株式の比率を下げ、国内債券と外国(先進国・為替ヘッジあり)の比率を上げるようです。

ちなみに国内株式と外国株式は含み損だったので、これらの解約に伴い確定損失が発生したのですが、特定口座の中で他の取引の損益と通算されていました。

しかしこのTVT機能発動、暴落から結構経ってからなんですね…
これが吉と出るか凶と出るか、今後の推移に注目です。
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| 投資 | 20:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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楽天カードの「あとからリボ」でポイント稼ぎ

twitterでつぶやいてるだけだと絶対忘れるので、自分用メモとして記録を残しておきます。

久しぶりのゆっくりとした休日なので、溜まったメールを処理してたらこんなのが。
件名:【今月のお支払い調整で!】もれなくもらえる2,000ポイント【楽天カード通信】
楽天カードメール
いつもながら、読む気を無くさせるメール爆弾…。危うく勢いで削除するところでした。

あとからリボキャンペーンエントリー
とりあえずエントリー。

条件を簡単に書くと、
・合計3万円以上のあとからリボ払いの利用
・ショッピングリボの支払いコースが3万円以下

支払いコースは特に要チェックです。


楽天カードをメインカードにしてる私にとって、今月請求分から30,000円分を捻り出すのは造作もないことです。
あとリボ設定画面

Apple payや楽天ペイで少額決済もしているので、30,000円ほぼぴったりに収まりました。

さて、念のため支払いシミュレーションを確認しておきます。

支払いシミュレーション
こんな感じ。
375円多めに払うことで2,000ポイントゲットです。
差し引き1,625円の得になりました。

なお、ポイントがもらえるのは9月20日頃とのこと…絶対忘れるわこれ。

| 備忘録 | 01:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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下落に強い投信の検討(5)

全く着地点が見えなかった「投信の検討」シリーズでしたが、ともかくあれから私は単にインデックスファンドを買うのではなく、ヘッジファンド型投信など下落局面でもそこそこ勝てそうな商品を選んで投資することにしました。

そのときの商品選びで色々探してたときの画像(2017/5当時)がキャプチャで残っていました。
 2017-05-14

人気のバランス型投信「セゾン バンガード・グローバルバランス」とこれも人気のアクティブファンド「ひふみプラス」、それからヘッジファンド型投信、オルタナティブ投資を行う投資信託を比較しようとした記憶があります。
注目していただきたいのは、2016年にセゾン バンガード・グローバルバランスが下げたとき、比較対象の投信はあまり下げずに済んでたということです。

じゃあ、あれから半年経ってどうなったのか見てみましょうか。

スクリーンショット 2017-12-21
金額は生々しいので伏せましたが、いずれもプラスです。
(6月から毎月積み立てています。)

「ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド」はあちこちで酷評されてる投信だけあって、特にショボい結果ですが、これらが真価を発揮する(と期待される)局面は下落時のはずなので、それまで放置しておこうと思います。
いずれの投信もオルタナティブ運用を手法にしてるので、普通に日経225に連動するインデックスを買ってた方が成績が良いはずです。

というわけで、この半年の運用成績はあまり参考になりませんが、今後も不定期に報告していきます(声だけ迫真)

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下落に強い投信の検討(4)

ヘッジファンド型投信を探してみましょう。

毎度お馴染み、モーニングスター社のページから検索


モーニングスター検索画面
ファンドタイプ>カテゴリーから、「ヘッジファンド」を指定して検索…
ここで「ETF・DC専用・SMA専用を除く全ファンド 」にチェックを入れます。
DC・SMAは通常の方法では買えないので、検索結果に入らないようにします。
また、「償還までの期間」も20年くらいを入力し、長期投資が可能なものに絞ります。

ヘッジファンド一覧
8件がヒットしました。


あとは、これらの中からパフォーマンスがよいものを絞り込んでいきます。


8件が残りました。

一番右のチェックボックスにチェックを入れて、パフォーマンスを比較してみます。

ヘッジファンド比較
うーん、結構差が出ますね…

比較的良好なのを残して、ずっと横ばいのものは外して…と繰り返しても、「野村 ワールドスターオープン」「日本株・市場リスクコントロールファンド」が残りました。

では、この2つのファンドと株価指標を比較してみましょう。

野村 ワールドスターオープン 日本株・市場リスクコントロールファンド 比較

うーんこの…
これを見ると、確かに日経平均に連動するインデックスでも買ってた方がよっぽど儲かるという話になりますね。
その上、2015年の日経平均の下げにもそれほど対応しているとは言えません。(連動して下げてしまっている)

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ここまで今年の5月16日に下書きしていたのですが、その後どういう展開にしようとしてたのか、思い出せなくなってしまいましたw
このまま寝かしておくのも何なので、とりあえず上げておきます(投げやり)

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下落に強い投信の検討(3)

ヘッジファンドとはなんぞや?
その問いに答えるために、まずその定義を調べてみましょう。

金融庁のHPを調べてみました。すると…
「ヘッジファンドの定義付けは非常に困難であり、我が国のみならず、国際的にも明確な定義はありません。」
(金融庁HP「我が国におけるヘッジファンドの現状」より抜粋)

なんだこれは…たまげたなあ

しかしながら、前記HPでは、『ヘッジファンドを「(1)レバレッジの活用、(2)成功報酬の徴収、(3)ヘッジファンド投資戦略、の3要素を有するファンド(ファンド・オブ・ヘッジファンズを含む。)」と定義』して、調査しています。

ヘッジファンド投資戦略についても、同HPから引用してみましょう。

(表3) ヘッジファンド戦略一覧
戦略名内容
グローバル・マクロ為替・金利・株式・商品等あらゆるグローバル市場で、市場のゆがみ・矛盾や方向性に投資機会を見出し、現物・先物・デリバティブを用いた積極的な運用により、市場の方向に関係なく収益を追求する戦略。
株式マーケット
・ニュートラル
個別株式のロング・ポジションをコア・ポートフォリオとして保有しながら、先物やオプションを利用することによって市場下落リスクをヘッジし、ポートフォリオが市場の指標の実績を上回るよう、絶対収益を狙っていく戦略。
株式ロング・ショート値上がりが期待できる個別株式銘柄群のロングと、値下がりが期待できる銘柄群のショートを組み合わせた戦略。
債券アービトラージ割高な債券をショートし、割安な債券をロングにするポジションを取る戦略で、一時的な価格のゆがみが合理的な価格に収斂する過程における収益を追求するレラティブ・バリュー戦略の1つ。
(出所:「αの追求 資産運用の新戦略」(金融財政事情研究会)、「オルタナティブ投資入門」(三菱信託銀行年金運用研究会)より金融庁作成。)

これを読むと、ヘッジファンドはまさに、前回の記事にの後半で書いた、下落時にも利益を上げられるような戦略を持っていることが期待できそうです。

似たようなことを考える人は(当然ながら)いるもので、日経や証券会社などでも取り上げられていました。

膠着相場で注目 ヘッジファンド型投信の活用法(NIKKEI STYLE・マネー研究所)
ヘッジファンド型が初めて首位に 人気の新設投信(NIKKEI STYLE・マネー研究所)
金・ヘッジファンド… 収益狙う個人、代替投資に活路(NIKKEI STYLE・マネー研究所)
絶対収益追求型じわり関心 国内中小型の割安株に着目 (日経 マーケット コラム 2016/6/16)
個人投資家にも身近になるヘッジファンド~欧州富裕層に人気のファンドも買える!?~(SBI証券)
「絶対リターン」を追求するヘッジファンドの考え方とは?(幻冬社 GOLD ONLINE)
最近目にする「絶対収益追求型」投資信託って何?注意点は?運用資産全体のリスク低減効果か(Business Journal 2014.06.18)
アベノミクス悲観的シナリオに備えて、絶対収益型「ヘッジファンド」の活用も(MORNINGSTAR 2013-07-30)

しかし、このようなネガティブな記事も。
ヘッジファンドに陰り、資金流出11カ月で6.7兆円 16年度、運用悪化響く (日経新聞 2017/4/5)

また、投資ブログにはインデックスファンドに比べて買付手数料や信託報酬が高いだけで、パフォーマンスも悪いヘッジファンド型投信は買う価値なし、と断じているページもあり。

本当にそうでしょうか?
次回は、インデックスファンドとヘッジファンド型投信、それから人気のアクティブファンドをいくつかピックアップして、パフォーマンスを比較してみます。

| 投資 | 00:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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