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新戸博士の異常なブログ

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下落に強い投信の検討(1)

投資を始めよう、と考えていきなり株を買う人よりも、まず投資信託から始める人は多いのではないでしょうか。
その理由の一つに、口座開設の手間があげられます。

株式を買うには証券口座を開く必要がありますが、投資信託は銀行でも買うことができます。
銀行の預金金利が非常に低い現状、少しだけリスク覚悟で投資してみようという人とって、投資信託は比較的ハードルの低い金融商品というわけです。

さて投資信託(以下「投信」という。)を始めることは決めたけども、一体どれを買えばいいの?と、次の壁にぶつかる人もたくさんいます。
それもそのはずで、投信の商品は星の数ほどあり、どれが安全で、どれがリスキーなのか検討もつかない。というか、普通は迷うでしょう。

じゃあ、どうするか。

ネットや本でひたすら調べまくるか、詳しい人に聞く、という手を取ることになるでしょう。
ただ、聞く相手が銀行員等の場合は、手数料目当てでとんでもないものを買わされる…なんていう話もよく耳にします。
(販売手数料など、売り手がおいしいものに誘導するのだとか?)

しかし最近では、ネットや証券会社の解説ページにも、しっかりとした解説があって、(リテラシーが問われる部分はありますが)それらを読むことで割と無難な商品に辿り着くことは困難ではありません。
(私もかつてそうした)

それらを総合していくと、以下の結論に至ります。

1. 投資先は分散せよ(アセットアロケーション)。
 株式、債券、REIT(リート)など。それらを国内・国外についてバランスよく買うこと。

2. 信託報酬は安く。買付手数料は無料のものを選べ(ノーロード)。
 中長期投資において、高い信託報酬はボディブローのように投資成績に響いてくる。
 1.0%は切って当然、最近では0.2〜0.3%くらいのノーロードファンドもある。

3. ドルコスト平均法により、購入時期を分散させよ。
 高値掴みを防ぐ。「時間を味方に」

○おまけとして、NISAや確定拠出年金(iDeCo)の活用もあります。

以上を踏まえると、大抵はノーロードのインデックスファンドを毎月積立で購入することになります。

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なお、私が3月から始めた楽ラップもまさに、10万円を生贄に捧げることで、1と2を自動的に証券会社がやってくれるという商品で、実際に購入してるのはノーロードのインデックスファンドばかりです。
違うのは、リバランスと、相場が急変したときの商品構成比の組み替え(下落ショック軽減機能:TVT)を自動的にやってくれることくらいです。
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いくつも投信買って、それを経済情勢見ながら自分でリバランスするのはしんどい、1つの商品で株式・債券などをバランス良く買いたいし、リバランスもその中で勝手にやって欲しい、という発想も当然あるでしょう。

そういう人向けの投信も、あるんだなこれが
いくつか紹介しておきましょう。

・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 【セゾン投信】
・トレンド・アロケーション・オープン 【三菱UFJ国際投信】
・GCIエンダウメントファンド(安定型) 【GCIアセット・マネジメント】
・eMAXIS 最適化バランス 【三菱UFJ国際投信】

なお、私はこのうちの4番目の投信を買ってます。(債券の比率が高く、あまり利益は出ていませんが…)
iDeCoを始めたら、おそらくこれら「バランス型」のインデックスファンドを中心に、ポートフォリオを組成することになるでしょう。

コストが安く、さらにほとんどのアクティブファンドより好成績というインデックスファンド。
本当に死角は無いのか?このままで大丈夫か?

GW中に、そういう疑問がふつふつと湧いてきて、他の投資先を探し始めることにしました。

続きはまた。
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NAS(Drobo 5N)のHDDを換装してみた

1月に購入し、運用していたNAS(Drobo 5N)のHDDが一台逝きました。
(参考:NASの機種選定(概要)
まあ、部屋に転がっていた使い古しのHDDをかき集めて作ったものなので、覚悟の上でしたが…

0ベイのHDDが故障
ドライブベイ0のステータスが赤く…

Droboの技術「Beyond RAID」は、HDDが1台故障してもシステムはダウンせず、新しいHDDを代わりに突っ込めば環境を自動的に再構築してくれるとのこと。
(設定次第では2台までの同時故障にも耐えられます)

というわけで、東芝の3TBのHDDを購入し、換装することにしました。

価格コムでの最安値は10,800円だったかな。

DroboのHDD換装はとっても楽チンで、ドライバーやネジの類は一切使いません。
壊れたHDDを取り除き、帯電防止袋に入ったバルクのHDDを突っ込むだけで、一瞬にして換装終了
Drobo Dashboardでステータスを確認すると…

0ベイのHDDを換装
認識完了。


換装後のNAS容量
3TBのHDDを入れたことで、使用可能な領域も700GB増えています。
(故障前のキャプチャ取り忘れてた…)
各ベイのステータスランプは緑点灯で、ダウンタイムは一切無し。素晴らしい!

ついでに、ドライブベイ2に入ってる500GBのHDDを換装しました。
これは、我が家で運用中のもう一台のNAS(500GB x4台:RAID10構成)の予備HDDを確保するためです。

2除去後
抜き取ると、ステータスランプが緑と黄で交互に点滅し、再構築作業が始まりました。
「任意の時に新規ドライブを挿入し…」とあるので、ここでもシステムを止める必要はありません。

除去後のNAS容量
ベイ2のHDDを抜いた後の全体容量はもちろん減少。

新規ドライブ挿入後の容量
もう一台買っておいた3TBのHDDを挿入すると、NAS全体の利用可能容量は3.5TBに!

RAID再構築には3時間程度かかりましたが、再構築作業中もNASのファイルには自由にアクセスできました。
さすがにファイルの読み込みには多少時間がかかりましたが…。


再構築完了後のステータス
再構築完了後のステータス。3時間くらいかかりました。
“拡張用に予約”として1.8TBもの容量が確保されており、せっかくの大容量が十分に利用できないのが不満といえば不満ですかね。
RAID0で運用すれば10TBになるのに、3.5TBしか使えていないわけで、非効率です。が、一定の信頼性はあります。

もっとも、さすがのDroboも本体が逝ったら元も子もないわけで、重要なデータは別のNASと同期させております。
将来的には実家にもNASを設置し、オフサイト・バックアップ環境を構築しようと企んでおります。

なお、Droboに任意のHDDを突っ込んだときの使用可能な容量のシミュレーションは、下記のリンク先で可能です。
Drobo Drive Capacity Calculator

| 日記 | 02:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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水出しコーヒー

いつもコーヒー豆を買いに行くお店に、水出しコーヒーを作るポットがあったので買っちゃいました。

IMG_1401.jpg
珈琲粉と水だけでアイス珈琲が作れます【水出し珈琲ポット MCPN-14B】HARIO(ハリオ)


いつもは先日ご紹介したサイフォンで淹れているのですが、掃除やお湯を沸かす手間などがあること、そして段々暑くなってきたので、冷たい水出しコーヒーを飲みたくなったのが、今回の購入の動機です。

箱から出してみました。

IMG_1402.jpg

一回分の豆(カップ8杯分だそうです)もおまけしてもらいました☆
低温での抽出なので、細挽きの方が良いとのことです。


IMG_1403.jpg

フィルタは洗って何度も使います。
コーヒー豆の油分がつくので、フィルタを破かないように優しく洗う必要があります…



IMG_1405.jpg

豆をセットして、水を入れてみたの図。
一度に水を入れられず、ある程度入れたら待って、また入れて…というのを繰り返します。
思ったより時間がかかります。
粉を粗めにすると早く水が通るそうなので、色々試してみようと思ってます。


IMG_1406.jpg

8時間程度放置したら、出来上がりです。
口当たりはサッパリしていて、非常に飲みやすいです。
苦味と酸味が少なく、甘く感じました。
色んな豆、挽き方、抽出時間で味は変化するでしょうし、そこも含めて楽しみたいです。

注意点は、一回で使う豆の量が多めなところ。
サイフォンで淹れた方が、燃料代込みでも安いです。

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楽天証券と楽天銀行の提携サービス「楽天マネーブリッジ」

4月23日より、 楽天銀行 と楽天証券の連携サービス「マネーブリッジ」が始まったようです。

SBI証券 は以前からハイブリッド預金をやっていましたが、楽天もとうとう…という感じです。
(逆に何でもっと早く実現しなかったのか…)

結論から書けば、SBIハイブリッドの方が使い勝手は良さそうです。(後述の通り、条件で変わります)
      

実際に両者の比較をしてみることにします。

住信SBIネット銀行 楽天銀行
入金手数料 無料 210 or 262円(3万円未満)
無料(3万円以上)
出金手数料 105円(月5回まで無料) 210 or 262円(月0~7回無料*1
自行振込 無料 50円
他行振込 150円(月3回まで無料*2 160円(3万円未満)
250円(3万円以上)
利息*3 毎月 3月と9月の年2回
利用可能ATM セブン、イーネット、ゆうちょ、ローソン セブン、イオン、イーネット、ゆうちょ、ローソン

*1: 預金残高や、その他のサービス利用に応じて変動する(要ハッピープログラム登録)。
*2: 楽天銀行への入金には、問答無用で150円かかる

*3:利息については詳しく書きます。
SBIハイブリッドの利息は毎月受け取れて複利効果が働くので、直感ではこちらの方が得に思えます。
しかし、実は損です。
金利計算の際に円未満(小数点未満)を切り捨てられているので、その分損なのです。

それぞれの銀行に100万円を預けた場合、一年後には楽天の方が18円多くなる計算になります。
(両銀行の金利を年0.1%とした場合)

ただし。
SBIハイブリッドの場合は、ハイブリッド預金金額=買付余力、というシステムで、完全にシームレスです。
金利は投資資金全てにかかる計算になります。(信用取引の場合は異なる)

楽天のマネーブリッジは、「普通預金と楽天証券の入出金を容易にする」というシステムです。
マネーブリッジに申し込むと、あくまでも「普通預金の金利が0.03%から0.11%になる」(2011年4月現在)ということで、買付余力に反映させるには、“かんたん入金”による入金操作が必要です。
入金した分は、MRFの買付にまわされて、0.08%の利回りで運用されることになります。(こちらは配当金が毎月もらえ、再投資されます)

総合比較すると、SBIの方が有利だと思われます。
しかし預金残高が300万円の人は、楽天銀行のハッピープログラムで無料回数が7回なるので、一定の資金がある人は、楽天の方が便利に使えるかと思います。
預金やその他の使用状況(投信の購入、給与振込み、etc.)に応じて、ランキングが上がって無料回数の付与も増えるのは、他のオンラインバンキングも同様ですので、よく比較・検討してくださいね。

尚、SBIハイブリッドも、マネーブリッジも、申し込みには銀行口座と証券口座両方の開設が必要です。
株式取引をすることが条件ではないので、どちらもとりあえず開設してしまって良いと思います。
またどちらも、1000万円までの預金保護の対象になっていますので、そちらも安心です。


SBIについては、銀行口座を開いてから証券口座を開く方がお得です。
キャンペーンをやっていて、5万円以上を一度に入金すると、4千円がもらえます。ぜひご検討を☆


楽天証券もキャンペーンは行っていて、5万円以上で楽天ポイントを3千円分もらえます。
他にもFXを行ったら5000ポイント、投信を買ったら5000 or 10000ポイントが付与されたりします。




ちなみに、大和証券も大和ネクスト銀行を5月13日よりスタートさせるようですよ。
サービス内容の詳細は明らかになっていないので、今後のニュースに注目です!

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ダイヤモンドZAiの4月号ゲット!

専業投資家の五月さんダイヤモンドZAiの2011年4月号に特集されていると聞いて、入手いたしました。

東証プロジェクト

五月さんは緻密な企業分析に基づいた、スイング~中長期の投資をなさっていて、私の目標とする投資スタイルです。
私の場合は杜撰な企業分析に基づいた塩漬け投資になので、全く比較にならないわけですが(泣)
少しでも近づけるように、精進していきたいと思います。
万が一私が特集されることがあったら、輝夜のフィギュアを出すことにしますw

写真に一緒に写っているのは、五月さんが代表のサークル『東証プロジェクト』の同人誌『東方粉飾劇』です。
粉飾決算の手口と、粉飾を投資家が四季報やチャート、その他の情報からいかに察知するかについて、とてもわかりやすく書かれています。

企業の会計については、日経文庫から出ている財務諸表の見方という本が勉強になると思います。
貸借対照表ってなんぞや?という方は、一度お読みになってみると良いかもしれません。

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